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製品特長
FDE-02の8大特長
- フラッディング方式を独自に改良したマルチホップ機能(多段中継機能)をサポート
- 無線周波数チャネルが81チャネルと豊富であり、2.4GHz帯無線LANシステムとの共存性に優れる
- 機器組込みに適した小型サイズ 20(W)×24(D)×2.7(H)mm
- 間歇受信時0.5mA以下と極めて低消費電流を実現
- 通信距離は屋外見通し100m
- 無線システム設置時、メンテナンス性を考慮した通信テスト機能をサポート
- コマンド入力用の調歩同期シリアルポートのほかに、接点通信用に8点のI/Oポートを搭載
- 技術基準適合証明(ARIB STD-T66)を取得しており、面倒な免許申請や資格が不要
主な用途
- プラント、FA工場で広範囲に点在する圧力、温度等を計測する機器への組込
- 各種設備機器のリモートメンテナンス
- 微弱無線モジュールでは通信距離に不安がある用途
- 通信距離が長く多段中継機能(多段リピータ)が求められる用途
製品説明
機器組込型2.4GHz帯無線モジュールFDE-02は、送信回路と受信回路の両方を備え、通信制御用CPUを搭載し、コマンドまたは接点入力により双方向のパケット通信を行うことが可能です。通信距離は屋外見通し100mになります。100m未満の近距離用途での無線化や、微弱無線モデムや微弱無線モジュールでは通信距離や通信品質に不満がある用途に最適です。無線回線の通信速度も50kbpsであるため429MHz帯特定小電力無線モジュール、1.2GHz帯特定小電力無線モジュールより高速な無線通信が実現可能です。
無線モジュールFDE-02は、フラッディング方式を独自に改良(特許出願中)したメッシュ型のマルチホップを実現しています。このマルチホップ機能は、比較的小規模システム向け(10台ないし15台を想定、ただし明確な制限はなし)に完全なメッシュ型の特徴を備えており、すべての無線モジュールが対等でありコーディネータなど特殊な設定は必要なく、複数のルートを必要に応じて自動的に切り替えて通信することが可能です。このためプラント、FA工場において広範囲に点在する圧力、温度、流量等を計測する機器のデータを無線通信することができます。
適切な回路構成と間歇動作制御により、間歇受信時0.5mA以下と極めて低消費電流を実現しているため、バッテリー動作の機器に組み込んで長時間運用が可能です。技術基準適合証明を取得しており、お客様が免許申請する必要はありません。
81チャネルと豊富な周波数チャネルから選択可能であり、 無線LAN、ZigBee無線等の他の2.4GHz帯無線システムが利用されている環境においても制御データやセンサデータなどを安定的に無線通信させることが可能です。
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